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家計簿アプリを徹底評価

コツコツ記録して、節約&貯金しよう!家計簿管理アプリを徹底比較

家計簿、つけてますか? 家計をあずかる主婦でなくても、おこづかい帳の感覚で出費を記録しておくと、お金の流れが意識され、ムダづかいが減らせるかもしれません。節約したい・貯金したいという人なら、日々の出費の記録はその第一歩です。

さっと記録できて、お金の管理ができる家計簿アプリを調べてみました。

ただただ出費をメモしていくだけのものから、ゲーム感覚で節約・貯金の目標を応援してくれるもの、本格的な資産管理にも使えそうなものまでさまざま。実際にさわってみた感想をレビューしていきます。

選定アプリの機能チェック

今回取り上げたのは以下のアプリです。

家計簿は記録の蓄積に価値があります。ですので、データのバックアップ機能は気になるところ。人によっては、日々の記録はアプリで行い、定期的にデータをエクスポートしてパソコン上で管理したい、というニーズもありそうです。そこで、データのインポート・エクスポート・バックアップやデータの共有について、表で比較してみました。

アプリ 価格 広告 ロック機能 データ共有やエクスポート等
支出管理 支出管理 85円 なし CSVをメールで送信/Googleドキュメントにエクスポート&インポート
Zaim Zaim 無料の家計簿&支出管理 無料 なし OCN家計簿、evernoteと連携
アクティブマネー Pro アクティブマネー Pro 350円 なし バックアップデータをメールでエクスポート可能
iXpenseIt Lite iXpenseIt Lite 無料 あり バックアップデータをメールでエクスポート可能
iXpenseIt iXpenseIt(出費+収入=節約) 450円 なし
CashFlow Free CashFlow Free 無料 あり CSVをメールで送信/Dropbox上にバックアップを作成
CashFlow CashFlow 170円 なし
ぶたコレ 家計簿アプリ ぶたコレ 無料 なし × なし
iMoneyFlow かんたん家計簿iMoneyFlow 85円 なし バックアップデータをメールでエクスポート可能
らくな家計簿 らくな家計簿(+PC家計簿) 170円 なし バックアップデータをメールでエクスポート可能

※2012年4月現在

ほとんどのアプリでなんらかのエクスポート機能やデータのバックアップ機能があります。CSV出力ができれば汎用性は高いですね。

また、お金に関することだけに、記録したデータは他人には見られたくはないもの。そのため、ほとんどの家計簿アプリにはパスロックをかける機能が備わっています。今回取り上げた中では「ぶたコレ」のみその機能がありませんでした。また、「Zaim」はアカウントを作成してログインするという方式のため、ログアウトしておかないと誰でもアクセスできてしまいます。

各アプリ寸評

  • 支出管理
  • ・支出管理

支出だけを記録するわかりやすさが○

アプリ名のとおり、入力できるのは支出だけ。そのため資産管理や、収支を確かめる、といったことはできないのですが、家計簿アプリでなにをするかというと、毎月、どれくらいお金を使ったのかを管理する、ということでしょうから、支出さえわかればいいとも言えます。

そのため、シンプルでわかりやすいアプリになっています。

デフォルトのカテゴリはおおざっぱですが、これは追加・変更が可能。入力の際に、カテゴリや詳細のメモ、金額などを決めたテンプレートを用意しておくことができ、ワンタップで入力できるのがベンリです。たとえば、毎朝、出社前にコーヒーショップに寄ってコーヒーを飲む、という場合、あらかじめ登録しておけばいいわけです。出費の内容だけをテンプレ化して金額はつど入力する、といった形のテンプレもつくれるのも柔軟でよい感じですね。よく行くお店などを登録して金額を開けておけば、お昼に行くたびに、使った金額だけ入力すればよくなります。

個人的に気に入ったのが、金額を入力するときのフル画面で電卓状になるところ。入力しやすいです。文字も大きく見やすいので、全般に「簡単・使いやすい」を追求していることがわかるアプリです。

  • 支出管理

    金額入力時の電卓風画面。

  • 支出管理

    シンプルでいいのですが、そのぶんちょっと地味かも?

  • 支出管理

    決まった項目はテンプレートにしておくことができます。

  • Zaim
  • ・Zaim 無料の家計簿&支出管理

SNS風クラウド家計簿。若干のもたつきが気になるが…

国産のアプリで、最初にアカウントの作成が必要です。そのことからもわかるように、クラウドにデータを保存し、自分のお金の使い方をZaim利用者全体と比較してみることができるなど、SNS的な側面も持っています。

また、家計簿Webサービス「OCN家計簿」と連携しており、Zaimに入力した情報がOCN家計簿に自動で同期されるという機能も(その逆、つまりOCN家計簿の入力をZaimに反映することはできません)。

evernote、Twitter、Facebookにも連携する機能もありますが、evernoteはともかく、支出についてTwitterやFacebookで共有してどうするのかという気も(笑)。ムダづかいを晒して戒めするという意図でしょうか?

はじめて入力した、続けて記録できた、など、特定の条件で「スタンプ」がたまるというゲーム的な要素で、つづけられるように考えられています。

入力する項目が、上位分類と下位分類があり、下位分類はかなり細かな分類があらかじめセットされていて、カスタマイズの手間をかけずに詳細な記録が可能です。たとえば「食費」には「食料品」「カフェ」「朝ごはん」「昼ごはん」「夜ごはん」「その他」という分類が。ただし、カテゴリの追加などはできないようです。

残念なのは、クラウドでデータを管理している関係で、すこし動作が遅いというところです。

  • Zaim

    下位分類が多数、設定されていて、細かい管理がしたい人向き。

  • Zaim

    順調に家計簿を続いているとスタンプを獲得!

  • Zaim

    現在、予算内のどれくらいを消費しているかを確認できる画面。

  • アクティブマネー Pro
  • ・アクティブマネー Pro

多彩な機能満載。「タグ」で一味使う使い方ができそう

支出・収入・資産の移動が記録・管理でき、お金に関してひととおりの機能は備えています。

毎月の給与振り込みや、月謝の支払いなど、定期的に繰り返して決まった入出金がある場合は設定しておけば自動的に入力できるほか、アクティビティという名称で頻繁に記入するもののテンプレートを作成しワンタップで入力できるなど、さまざまな工夫があります。

家計簿アプリは「予算」を設定しておき、実際の支出と比べるというのが基本ですが、設定できる「予算」について全体・カテゴリごとのほか、「タグ別」が設定できるのがユニークです。

このアプリでは、カテゴリとは別に支出などに「タグ」を付けることができます。たとえば、「ムダ」というタグを作成し、タグ別予算で「5000円」としておきます。そして、出費があったとき、出費のカテゴリ(食費とか、交際費とか)とは別に、「ムダだな~」と感じたら「ムダ」タグをつけていくのです。これは「月5000円までならムダ使いもよしとする」という場合です。予算の一覧で、状況を見ながら、徐々に「ムダ」のタグ別予算を減らしていく……なんていう使い方ができそうですね。

「ToDo」という機能があるのも特徴的。買い物リストとして使うことが想定されているのだと思いますが、お金に関する行動をすべてこのアプリ一本でまかなえるのはベンリそうです。

ただ、350円というお値段に見合うかと言えば、このアプリ自体は優れているものの、より安価ないし無料で同じようなアプリはあるよね……という気分もないでもないです。

  • アクティブマネー Pro

    繰り返し入金を設定する画面。

  • アクティブマネー Pro

    買い物リストとしても使えるToDo。

  • アクティブマネー Pro

    タグ別予算を設定してみました。「今月のムダ使い」は「ムダ」タグがついている支出のみカウントします。

  • iXpenseIt LiteiXpenseIt
  • ・iXpenseIt Lite/iXpenseIt(出費+収入=節約)

仕事用と個人用の出費を合わせて管理したいフリーランサーなどに

予算に対して収支をチェックすることに重きを置かれたアプリという印象です。予算を月ごとだけでなく1週間ごとや、2週間ごとなど細かくカスタマイズして設定でき、それに対して、1日あたりいくら使えるか、という観点で金額が表示されます。記録することで節約を意識づけるには良いアプリでしょう。

ただ、入力が若干、煩雑に感じました。

特に、金額の入力に、小数点以下2位まで入力しなければいけない仕様が困ります。米国なら何ドル何セントという値段になるので必要ですが、日本では銭の単位は必要ありませんよね。設定で変更できそうで、変更のしかたがわかりませんでした。アップデートで、通貨を日本円にすると変更されるという声も見かけたのですが、そうもなっていないようです。

入力時に「ビジネス」か「パーソナル」かを選べるようになっており、別々に集計ができるのは、フリーランスや個人事業主の人には仕事と私生活のお金を合わせて管理できるのでベンリでしょう。反面、そのようなニーズがなければあまり意味のない機能です。べつに入力しなければいいだけの話なのですが……(デフォルトをパーソナルに設定しておけばいちいち入力しなくて構いません)。

ベンダーという項目があって、買ったもののメーカーや買った店などを入力するのだと思いますが、これもいちいち入力するのが面倒なので使わない→しかし「なし」のままなのもちょっと……という気もします(できれば項目自体をなくしたい)。

リマインダー機能があり、定期的になにかを支払う必要があるときなどは、アラートを出してくれます。さらには、記入していない日はプッシュ通知で、入力を促され、おかげでつづくという人もいるかもしれませんね。

このアプリは有料版と無料版がありますが、違いは広告の有無だけです。

  • iXpenseIt

    デフォルトの設定ができるのだが、デフォルトでカテゴリの設定があるのが疑問。記録する出費の種類に極端な偏りがある場合(食費だけ記入するとか)はベンリでしょうが、そうでない場合は……?

  • iXpenseIt

    記入を促すプッシュ通知が出ます。

  • iXpenseIt

    入力時に小数点以下も入れなければいけないのがストレス……。

  • CashFlow FreeCashFlow
  • ・CashFlow Free/CashFlow

お金の流れを管理するアプリ。残高が合わなくなっても大丈夫!?

アプリ名のとおり、お金の流れに注目しているようで、まず、複数の「資産」を登録し、それぞれについて残高を管理していきます。「資産」は、たとえば「銀行口座」「現金」と2種類つくっておいて、現金での支払いは「現金」に、振込などをした場合は「銀行口座」に記録していきます。複数の帳簿をつけている感覚で、ちょっと手間がかかる気もしますが、銀行口座を複数持っていて、それぞれの残高を管理したい場合などはベンリです。

もちろん資産間の移動ができますので、口座から降ろして現金にした、とか、A銀行からB銀行にいくらか移した、といったことも管理できます。

この「お金の流れを管理する」という発送は、そういったニーズはあると思うので優れた機能なのですが、インターフェイスの面で、「かんたん家計簿iMoneyFlow」に一歩遅れをとっているかなという気がするのが惜しいです。もっとも「iMoneyFlow」は有料、こちらは無料版もありますので、そこは差し引いて考えてもいいかもしれません。また、資産を一覧したときの残高の把握はこのアプリのほうがわかりやすいです。

費目がデフォルトでは「食費」「通信費」「娯楽費」の3つしかない、というのも、ちょっと大味ですね。追加はできるのですが、もう少しデフォルトで用意されているものがあってもよかったと思います。

ユニークな機能として、記録と実際の残高が合わなくなっても「残高調整」を入力して無理やり合わせることができるという点。意外とベンリです。

このアプリは有料版と無料版がありますが、違いは広告の有無だけです。

  • CashFlow

    まず資産を設定し、それぞれについて収支を入力していきます。

  • CashFlow

    これだけ!? ちょっとさみしいデフォルトの費目一覧。

  • CashFlow

    webストレージのDropboxと連携できます。

  • ぶたコレ
  • ・家計簿アプリ ぶたコレ

ゲーム感覚で楽しく使える、かわいい家計簿。レシート入力がベンリ。

かわいいデザインで、女性向けというコンセプトなのでしょうか。

月が変わったときに前月の収支がプラスになっていると、画面に表示されるぶたのキャラクターの衣装がゲットできるというコレクション要素があります。あとから過去の日付で入力内容を変えても入手できないようで(笑)、ゲーム感覚で目標を達成できるように、という仕掛け。

機能面で注目はレシート入力。レシートの写真を撮っておいて、あとで入力するワザは、家計簿アプリ全般に使えますが、ぶたコレでは撮影したレシートを背景にして入力できるので、「あとで入力」するのにとてもベンリです。

項目は、細目の入力は設定ができないので、細かく内容を記録したい場合はやや面倒です。「外食費」などのカテゴリは、デフォルトのものの名称・並び順は変更できますが、追加はできず、デフォルトの「その他」が4つあるものを利用する形になります。このあたり、もう少しカスタマイズの余裕があってもよかったですね。

なお、今回取り上げたアプリの中では唯一、パスロックする機能がついていませんので、気になる方は注意して下さい。

  • ぶたコレ

    これがレシート入力画面。撮影してすぐ入力することも、保存しておいてあとで入力することもできます。

  • ぶたコレ

    コレクション画面。検証のタイミング的にひとつも集められませんでしたが……

  • ぶたコレ

    カテゴリ名が足りないときは、用意されている4つの「その他」を名称変更します。

  • iMoneyFlow
  • ・かんたん家計簿iMoneyFlow

お金の流れがよくわかる。味のあるアイコンも楽しい。

アイコンがずらりと並んだ画面。iMoneyFlowは、アイコンからアイコンへお金を移動させることで家計を管理します。記入するときはまず出金元と出金先のアイコンをタップ。それから動いた金額を入力します。このインターフェイスが基本かつ、すべてです。

たとえば会社から給料が出て振り込まれたら、「給与」→「銀行」とタップ。そこから手もとに現金を下ろしたら「銀行」→「財布」とタップ。そこから本を買ったとしたら「財布」→「書籍」とタップします。

非常にわかりやすく、入力するのは楽しいのですが、せっかく移動させたお金について、それぞれどこに今いくらあるのか?という残高がぱっとわかればよかったかなと思います。履歴→カテゴリごと集計で見ることができるのですが、お金を移動させていくというアプリのコンセプトからすると、メイン画面で残高が見られてもいいくらいではないでしょうか。

なお、味のあるイラストのアイコンは、自分で用意した画像に変更することもできます。こだわりたい人はオリジナルのアイコンに変えて完全自分仕様にすることができます。

また、クレジットカードについて、使っているカードそれぞれの締日や引き落とし日などを設定しておけるので、カードをたくさん持っている人はベンリでしょう。

  • iMoneyFlow

    メイン画面。アイコンが楽しげで、入力しようかなという気になります。

  • iMoneyFlow

    履歴を見ればお金の流れが一目瞭然。

  • iMoneyFlow

    クレジットカードの締日などを登録しておけます。

  • らくな家計簿
  • ・らくな家計簿(+PC家計簿)

高機能だが、特に目新しさはないアプリ。パソコンから入力できるのはGOOD。

高機能な家計簿アプリです。ひととおりの機能は揃っています。操作も特に難しいところはありません。それだけに、なにがどう「らくな家計簿」なのかはわかりませんね(笑)。しっかり使いこなせれば良いアプリだと思うのですが、劇的に使いやすい、簡単、というわけでもないので、続かなくなってしまう人も少なくなさそうです。

ユニークな機能としてはPCからの入力も可能ということ。アプリで表示できるIPアドレスにPCからアクセスすれば、パソコンから入力でき、これは人によっては嬉しい機能。ただし、セキュリティの関係で、iPhoneとパソコンが同じネットワークに接続されていないと使えないようです。

  • らくな家計簿

    よく使う項目の登録なども可能です。

  • らくな家計簿

    表示されるアドレスをブラウザに入力するとPCから入力可能に。

  • らくな家計簿

    メイン画面。ちょっと文字が小さくて見づらいかも?

総合評価 まとめ
今回は、「支出管理」をおすすめしたいと思います。とにかく支出があれば入れていく、というだけのシンプルさ。ムダづかいを減らして節約したい、ということであれば、筆者的には、とりあえず今月いくら使ったのか、がわかればよく、かつ、入力が面倒でないのが重要です。これは筆者がおおざっぱすぎるのかもしれませんが、別にどのお店で使ったとか、もっと言えば、何に使ったかさえ、そんなに詳しく記録しておく必要はないのではないかと思っています。もちろん、高機能なアプリであっても、すべての機能を使う必要はないのですが、「支出管理」は絞り込まれていることで、画面や操作方法がシンプルになり、使いやすさが増しているように思います。

もう一歩進んで、収入や貯蓄など、自分のお金にまつわる情報を一元的に管理し、把握しておきたいというニーズがある人には、「iMoneyflow」がいいでしょう。お金の流れをわかりやすく管理することができますし、それが簡単な操作で実現できます。

ただ、これらは有料アプリです。無料アプリから選びたい場合は「Zaim」をおすすめします。「Zaim」は若干の重さが気になるものの、非常にわかりやすいですし、Webサービスとの連携面もすぐれています。

(検証2012年4月27日、iPhone4、IOS5.1)

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