TOP医療保険を「より深く学ぶ」カテゴリの目次一覧 > 【体験レポート】保険マンモスを利用してみました。

【体験レポート】保険マンモスを利用してみました。

無料の保険相談で有名な生命・医療保険のポータルサイト『保険マンモス』を実際に利用してみました。ここでは、筆者なりに感じたサービスの質について率直にレポートしたいと思います。

【筆者プロフィール】
・性別:男
・年齢:30歳(独身)
・職業:会社員
・加入済みの保険:県民共済(月3000円程度)
・検討事項:医療保険の見直し

ページ内目次

1.予約前

保険マンモスとは?
保険選びは本当にややこしくて面倒なものです。素人にはよく分からないことが多く、商品も膨大にあるため、考えれば考えるほど“保険嫌い”になってしまう人も少なくないでしょう。筆者もその一人でした。ですから、詳しい人が親身になってアドバイスしてくれるならこんなに嬉しいことはありませんでした。

そんな願いを代行してくれるのが、今回レポートする保険マンモスです。同サイトと契約するファイナンシャルプランナー(FP)が、相談者の希望に沿って最適な保険を提案してくれるのです。もちろん相談料は無料! これだけを聞くと素晴らしいサービスですが、『無料の保険相談』というキーワードには、どうも“うさん臭さ”を感じてしまいます。うまい話には裏があるというのが世の常……。本当に大丈夫なのでしょうか?

保険マンモスと契約を結んでいるFPさんは、『パートナー登録料』を支払っています。サイト経由で相談者を紹介してもらう代わりに、一定の経費を捻出しているのです。であれば、「(登録料の)元を取るために何としてでも契約につなげたい」と考えるのは当然でしょう。筆者が“うさん臭い”と思ったのはそのためで、やり手のFPさんが、契約欲しさに言葉巧みに仕掛けてくるのではないかと懸念したからです。役に立たない保険でもプロから勧められれば、「良い買い物をした」と思い込んでしまうかもしれません。

イエローカード制度の存在
保険マンモスには、筆者の不安を解消するための制度がきっちり整っていました。それが、『イエローカード制度』というペナルティシステムです。要するに、パートナーFPが相談者の不利益になるような行為を意図的に働いた場合、手痛いペナルティを与えるというのです。具体的には『担当から降ろす』や、悪辣なケースだと、『パートナーFPの登録抹消』まであるようです。

これで筆者も気が楽になりました。担当FPさんが不誠実だった場合、保険マンモスに“告げ口”すればOKなんです。もちろん、紹介された保険が気に入らず契約を断ってもまったく問題ないとのこと。ということで、お試し感覚で申込してみました。

2.予約 ~面談日確定まで

フォーム・メールでのやり取り
申込の流れは以下の通り。

1.フォーム送信 → 2.オペレーター&担当FPから連絡 → 3.面談

まずはWebサイトから個人情報を送ります。フォームに必要事項を入力、送信。5分もあれば十分でしょう。このとき、「2」以降のやり取りを電話でするか、メールでするかを指定することができます。筆者はメールにしました。

申込が無事完了すると、オペレーターから面談日の計画についてのメールが来ます。ここで希望日と面談場所の指定を行いましょう。筆者は、自宅にお招きするのは何となく嫌だったので、最寄り駅近くのカフェでお願いしました。面談日はいつでも大丈夫だったので適当に選択。しかし、これが失敗でした。たまたまその日にどうしても外せない仕事ができてしまったのです。

面談予定日の変更
早速、保険マンモスに面談日の変更をお願いすると、「担当FPが多忙なため希望日より1~2週間遅れる」という旨の返信が来ました。別に構わなかったのですが、早く相談したかったことも手伝い、「担当FPさんはどなたでもいいので早くお会いできる人はいませんか?」と返信。すると、「調整が難しい」と言われました。その代わり、「今回のFPは実績豊富な者できっとご満足いただける」とアピールされました。なるほど、それでは期待させていただきましょう!(笑)

その後、担当FPさんともメールでやり取りし、日程・場所ともに決定。面談場所は筆者が指定した『最寄り駅近くのカフェ』ではなく、(いつの間にか)担当FPさんの事務所になっていました。しかし、最寄り駅から徒歩5分ほどだったので異議は唱えないこととします。後は面談日を待つだけです。

3.面談日

保険に入る目的をしっかりと定めること
面談日当日。担当FPさんの事務所に入ると、職員の方々が丁寧に迎えてくださいました。あまりに礼儀正しかったのでこちらが恐縮するほどです。オフィスもキレイで、第一印象はバッチリです。肝心の担当FPさんは想像以上に若くてオシャレな方でした。少し派手に見えなくもないですが、実力が伴っていればどんな格好でも問題ありません。軽く世間話をした後、早速、医療保険の相談に入ります。

まず、加入中の県民共済(総合保障型+医療特約)の保障内容を見せて意見を伺いました。(実はこれ、筆者が自ら加入したものではなく、母が親心で加入してくれたもの。筆者も最近まで存在を知りませんでした 笑)一般的に共済は、若年時においては悪くないものの、高齢になると保障が先細りしてしまうことで知られています。生涯を通じての保障という意味では役不足のような気もしますが、FPさんはどう考えているのでしょうか。

FPさん「これはこれで問題ないと思いますよ」

は? 筆者はどこかで、「営業される」と思い込んでいたのでしょう。同時に、共済よりもコストパフォーマンスの良い「オトクな保険」の提案を期待していたこともあり、肩すかしをくらった感がありました。

狼狽を隠す筆者に気づいてか、FPさんはこなれた口調で話し始めます。まず、保険選びの基本とは、自分の価値観に合うか合わないかで判断すべきだということ。人生何が起こるかなんて誰にも分かりません。予測不可能なリスクを平等に抱えるなかで、「これに備えたい」「そのためになら◯円支払ってもいい」という目的基準を定めることから、保険選びが始まるのだと。この大前提をヒアリングできていない段階で、筆者にとって共済が適切かどうかの判断はできかねるということでした。「問題ない」と発言したのは、共済は若年時の保障を手厚くする意味では十分な効果を発揮するという、FPさんの価値観と経験則に則っての感想でした。

備えたいのは三大疾病などによる長期入院
筆者が備えたいのは1ヵ月やそこらで退院できる病気ではありません。患うと長期療養を余儀なくされるような重病です。具体的には三大疾病、なかでも、がんはやはり怖いイメージがあります(実際にはがん=長期入院ではないのですが)。また、使用する可能性が低いとはいえ、先進医療にも備えておきたいと思っています。これらに対してコストパフォーマンスの良い合理的な保険があればと考えていました。

三大疾病・先進医療・合理的。3つのキーワードが出揃ったところで、FPさんが饒舌になり出します。これまで数えきれない量の相談を受けてきたでしょうから、筆者のケースが脳内に数多ある方程式の一つに当てはまったのでしょう。

まず、先進医療への備えですが、終身の医療保険に先進医療特約を付けるだけでOKとのことでした。1入院60日型で、入院日額は3000円まで下げます。これは「先進医療特約のためだけ」に加入する保険なので、保障内容はおまけみたいなものと見なします。これで月々1500円強。どうせおまけという扱いなら最低設定額の2000円まで下げてもいいのでは?と思いましたが、そうすると月額保険料が1500円を下回ってしまい、保険会社が契約に応じてくれないことが多いそうです。

肝心の重病対策には、保障額1000万円の養老保険で対応(低解約返戻金型・60歳払込)。ここに、特定疾病診断時には保険料が免除される特約を付ければ、60歳までに該当する病気にかかった場合は1000万円が給付されます。治療費としては十分な額でしょう。60歳まで健康であればそれに越したことはないし、払込期間後であれば、解約しても積み立てた分が利息付きで戻ってきます。そのお金は老後の資金にしても良し、病気になれば治療費に充てても良しという案です。ただし保険料は結構高く、なんと月額2万円を越えます。

なお共済については、解約しても良いし、支払う余裕があるのであれば、現役時代の保障補強として残しておいてもいいのではないかと提案してくれました。

交渉術(?)にやや疑念を感じる……
筆者の希望を汲み取っての提案だと思いますが、ちょっと考えてしまいました。筆者は保障と貯蓄がセットになった養老保険には少なからず疑問を感じています。合理的なものの使い勝手が悪いイメージ。やはり、積立期間が長い割には中途解約すると大打撃を被るのが痛いですね。まとまったお金はいつ必要になるか分かりません。それに、貯蓄性を求めるなら他にも良い手はありそうです。毎月2万円の保険料もかなり厳しいなと思いました。お金持ちで、普段の生活に余剰金のある人なら良いでしょうが……。

実は、これ以外にも気になったことがあります。このFPさんが“やり手”であるがゆえになのでしょうが、話の持ち運び方が妙に戦略的で、上手く乗せられているような気になってくるのです。たとえば、提案する保険のメリットを話す際は、情報を小出しにするような話法で話を区切り、筆者が「それで?」と応答するのを待ってから、さらに魅力的な情報を出してきます。聞く度に新たな情報が出てくるので面白いのですが、どうも意図的にペースを握ろうとしている感じを受けました。

また、ときに、「あなただから」という言葉を口にしてきます。「あなただからこの提案をするのですよ」と言われれば、多くの人は特別な思いになるのでしょうか? 筆者はなりません。むしろ、初対面から2時間程度でどうしてそんなに信頼してくれるのか不思議になります。

極めつけは、話の締め括りでした。一度家に持ち帰って考えたいという筆者に対し、「2日で決断して欲しい」と、考える時間を与えてくれなかったのです。月2万円以上の保険料を30年間支払うのですから、保険料の総額は600万円を越えます。満期になればプラスで戻ってくる予定とはいえ、保険会社が倒産するリスクだって考えられます。600万円もの買い物を2日で決めろというのは少々酷ではないでしょうか。提案内容の良し悪しにかかわらず、ここで少し気持ちが冷めてしまいました。

まとめ

最後は少々辛口になってしまいましたが、サービスの質については満足しています。筆者の話にしっかりと耳を傾けてくれた結果の提案でしたし、内容についても考えさせられるものでした。交渉術については、単にFPさんの話し方のクセかもしれないですしね(それでも決断を急ぐのは少し残念でしたが)。

ちなみに、決断期日は仕事が忙しく連絡することを失念していました。しかし、営業電話やメールなどはなく、後日、筆者からお断りのメールをお送りした際も、非常に丁寧な返信をいただきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>