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車両保険は本当に必要か?を検証

車両保険

任意保険の補償内容について、対人・対物賠償については無制限が基本です。保険料を抑えたいと思っても、この部分の補償を変えるのは現実的ではありません。そんなとき、気になるのが車両保険の存在です。

車両保険のタイプや、そもそも車両保険をつけるかつけないかで保険料が変わってきます。保険料のことを考えると、はたして車両保険は必要なのか、一般タイプとエコノミーではどちらがいいのか、気になるところでしょう。

車両保険のタイプの違いは

車両保険は、車そのものに起きた破損や盗難などを対象にした保険です。車両保険には一般タイプとエコノミータイプのふたつがあり、補償の範囲が異なります。エコノミーはエコノミー+Aと、+Aのつかないタイプにさらに細分化されます。

一般タイプとエコノミータイプの差は、自損事故と、当て逃げの場合の損害が補償されるかどうかです。エコノミー+Aと、エコノミーの差は、盗難や自然災害の損害が補償されるかどうかです。表にまとめると以下のようになります。

車両保険のタイプ 自損事故 当て逃げ 盗難 自然災害
一般
エコノミー+A × ×
エコノミー × × × ×

ソニー損保の、保険料シミュレーションで試算してみたところ、一般タイプの車両保険をつけると115,840円と見積もられていた保険料が、+Aに変更するだけで82,490円に下がりました。ちなみに車両保険をつけないと51,330円。車両保険のタイプや有無は保険料額に大きく影響することがわかります。それだけに、上記の補償の範囲の違いをどう判断すべきかがポイントなのです。

車両保険の要不要は車そのものの価値との兼ね合い

大事な車があて逃げされたり、傷をつけられたりすることを考えると、「それは困る」という気分になるでしょう。ですが、だからといって、それは車両保険が絶対必要という意味ではありません。保険とは、予測されるリスクに保険金で対応するためのものだという大原則を思い出して下さい。発生してしまった損害そのものを消すことは保険にもできないことです。ただ、保険金が支払われるというだけなのです。

対人賠償などは、その額が高額すぎるため、保険でまかなうのが基本ですが、車両保険の場合はどうでしょうか。車両保険は、車そのものに発生した損害を補償するものです。と、いうことは、青天井とも言える対人賠償などと異なり、発生する損害額にある程度の予測が可能だということです。それが自分で負担できる額だというなら、保険は必要ないと言えます。車両保険を使用すると等級が下がってしまうことを考えると、自己負担が可能な金額なら、保険を使わない判断もありえます。だとすると、車両保険の必要性には「?」がつくと思います。

さらに、車両保険の補償額は、車の修理費用が全額必ず支払われるというものでもなく、車の時価が修理費用を下回る場合は、時価額までしか支払われません。そしてこの車の時価は年々下がっていきます。

以上を総合して考えると、車両保険は、車を買って間もないうちほどが効果的なもので、その後はどんどん必要性が薄れていくということになります。

目安としては、新車購入時に一般タイプの車両保険をつけ、その後、3年刻みくらいで、エコノミー+A、エコノミー、車両保険なし、とダウングレードさせていくことで、バランスのよい補償を受けながら保険料を抑えていけるのではないでしょうか。

もちろん、最初から車両保険は考えないという選択もありえます。見積もりをとるときに、車両保険のタイプ別や有無による保険料の違いを見積もってもらい、判断しましょう。

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