デジカメプリント発注前に知っておきたい基礎知識

デジタルカメラで撮影した画像を、普通の写真のようにプリントしたい場合、方法は大きく3つあります。

・自宅のプリンタでプリントする

・地元の写真屋さんにデータを持っていきプリントしてもらう

・ネットからプリントを依頼する

まず自宅でプリントする方法ですが、当然ですがプリンタが必要です。

アナログの写真のようにプリントするには、専用の写真用紙を使う必要があり、プリンタも、写真用紙のプリントに対応しているものでなければなりません。自宅でプリントするメリットは、すぐにできるということです。

写真屋さん(DPEと呼ばれる、現像をしてくれるショップ)に、SDカードやUSBメモリなどに入れたデータを持っていってプリントしてもらう、または店頭の端末で自分でプリントするという方法もあります。これも、店頭に行きさえすれば、すぐに受け取ることができます(お店に渡してプリントしてもらう場合は、すぐというわけにはいかないこともあります)。プリンタを持っていなくてもOKですが、近くにお店がないと使えない方法です。

最後に、ネットから注文し、プリントされた写真を自宅に送ってもらうという方法があります。

最近は、写真屋さんがネットでも注文を受け付けるという形でそのようなサービスをやっていますし、実店舗を持たずにネットのみのプリントサービスも数多くあります。

自宅プリンタでプリントする場合、写真用紙はL版(一般的な写真のサイズ)100枚入りが1000円前後といったところでしょう。すると1枚あたり10円のコストとなりますが、プリンタのインク代・トナー代や、自分で1枚1枚プリントしていく手間を考えると、お店やネットのプリントサービスで頼んでもコストの差はあまりありません。

ネットのプリントサービスは送料がかかるとはいえ、まとめて注文すれば送料無料などという場合もあり、とても手軽になってきています。自宅にすでにプリンタがあり、1枚だけ、などごく少量の写真を今すぐプリントしたい、というような場合でなければ、デジカメプリントはネットのプリントサービスが気軽で最適な方法ではないでしょうか。

 

ページ内目次

ネットのプリントサービスの利用方法

ネットのプリントサービスの、一般的な利用の流れを解説します。

サービスのサイトから注文する

まずは、サービスのサイトからプリントを注文します。注文方法は基本的にはブラウザから画像データをアップロードすることで行います。

サービスによっては、プリントを注文する・しないに関係なく、写真データをネットにアップして保管したり、友人と共有したり、ネット上に公開したりできるサービスとして運営されているところもあります。写真共有(投稿)サイトまたは画像データ保管サービスが、プリントの機能を持っていると考えてもいいでしょう。

いずれにせよ、まずは画像をアップするところが最初です。操作の細かい点はサービスによって異なりますが、特に難しいことはありません。

例として、カメラのキタムラの場合で見てみましょう。

注文の仕方サンプルキャプチャ

Windowsのエクスプローラーのようなイメージで、アップロードしたいファイルのある場所を指定することができます。チェックをつけるなどしてプリントしたい画像を選択します。

それぞれ、プリントサイズと枚数を指定いきます。

注文の仕方サンプルキャプチャ

基本的にはこれで注文OKです。全然難しくありません。

サービスによっては専用ソフトをダウンロードし、それを用いて画像データをアップロードする方式を用意しているところもあります。(ダウンロードは無料)

専用ソフトを使ったほうが、大量のプリント発注などの場合に効率的であったり、複数回注文する場合に以前の注文データを呼び出せるなどの便利さがあります(これはwebからアップする形式でも、会員登録しておけば可能なことがあります)。半面、専用ソフトは、その専用サービスでしか使えませんから、特定のサービスを選んでそこを使い続けたい場合に利用する方法でしょう。

SDカードなどのメディアを郵送などで直接送って、受け付けてもらえる業者もありますが、送るのに時間がかかりますし、よほど大量のプリントをする場合などをのぞいて、特にそうするメリットはありません。

料金を支払う

プリント料金は、

・プリントするサイズ

・プリントする枚数

・受け取り方法(送料)

によって決まります。用紙の種類などのオプションが料金に含まれることもあります。

支払い方法は、

・クレジットカード

・コンビニ支払い

・代引き

のいずれかがほとんどです。サービスによっては銀行振込や電子マネーに対応しているところもあります。実店舗のあるサービスで、店頭受け取りにする場合は店頭で現金で支払うこともできます。

受け取る

プリントされた写真は、

・宅配便などで送ってもらう

・実店舗があれば店頭まで取りに行く

のどちらかです。送ってもらう場合、確実に手渡しで受け取れる宅配便と、郵便受けに投函されるメール便などを選ぶことができる場合もあります。メール便を基本の受け取り方法としているサービスが多いようです。受け取り方法によって送料(受け取り手数料)や、受け取りまでの日数(納期)が変わります。

納期はおおむね注文後1~4日程度です。基本、発送されたらメールで連絡がもらえます。平日の早めの時間に注文すれば、タイミングがよければその日にプリント完了→発送となり、翌日に受け取れる場合もあります。

※「メール便」と「宅配便」の違いは?

写真を送ってもらう場合、メール便か宅配便かを選ぶことができる場合があります。これは宅配業者のサービスの違いで、簡単にまとめると次のようなものです。

メール便 宅配便
費用 100円~200円(業者によって異なる) 600~800円(業者・地域によって異なる)
万一の破損・紛失の場合 補償なし 一定範囲で、補償される
届け方 郵便ポストに投函される 手渡し

 

宅配便は必ず手渡しで届けてくれますし、万一の場合の補償がついています。ヤマト運輸の約款では、上限30万円までの損害賠償となっています(商品代金分の返金という形になると思われます)。手渡しの安心感はある一方、不在時は受け取れないので、かえって不便だと思う人もいるでしょう。なにより、メール便より送料がかかります。

一方、メール便は補償などはありませんが(万一の場合送料は返金されます)、不在でも郵便受けに投函しておいてくれるので気軽に受け取ることができます。デジカメプリントサービスの場合、そう高額になることはありませんし、データからプリントした写真は複製可能なのですから、補償はあまり気にしなくてもいいと言えます。なので、少数の注文でしたらメール便でよいでしょう。

サイズについて

プリントを注文するときは、プリントサイズを指定します。LとかDSCとか、サイズがいろいろあってよくわからない、という人も多いかと思いますので、一般的なサイズバリエーションをまとめてみました。サービスによって、対応できるサイズには違いがありますし、同じ名称でも各社の規定で実寸が異なる場合がありますので注意して下さい。

89×127mm 「一般的な写真のサイズ」はL版です。各社ともデフォルトはL版としているのが基本ですが、デジカメの画像はL版と比率が違うので、端が切り落とされることになります(注文時に切れる部分は確認できます)。
DSC 89×119mm L版を「一般的なデジカメの画像」に近づけたもので、端が切り落とされるのを防ぐためのサイズです。
LWT 85×127mm 一眼レフで撮った写真のサイズで、L版の縦が少し短いものです。
89×254mm パノラマサイズと呼ばれる、非常に横に長いサイズです。
HV 89×158mm ハイビジョンサイズと呼ばれる横長のサイズです。
KG 102×152mm ハガキのサイズに近いのでハガキサイズと呼んでいるところもあります。正確には官製はがきは100×148です。KGとハガキサイズが別に選べるところもあります。
2L 127×178mm L版の2倍のサイズです。
6P、六切 203×254mm 「六切(むつぎり)」という伝統的な写真のサイズのひとつです。A4より少し小さめのサイズです。
4P、四切 254×305mm 「四切(よつぎり)」という伝統的な写真のサイズのひとつです。A4より少し大きめのサイズです。
A4 210×297mm A4用紙のサイズです。

以上に加えて、「~W(ワイド)」という変型サイズが用意されていることもあります。たとえば「LW」と言えば、L版の大き目のサイズということです。

どのサイズを選ぶかは好みですが、LかDSCが一般的だと思います。

補正が便利!

ほとんどのプリントサービスは、なにも指定しなくても、プリンタが行う「自動補正」でプリントの品質を調整してくれます。そのため、自宅のプリンタでそのままプリントするよりは、キレイめに出せるようです。写真の腕に自信があって元画像がとてもよく撮れている!という場合以外は、少なくとも自動補正のあるサービスを選んだほうがよいと思います。

さらに、プリントサービスのスタッフの人による補正をしてもらえる業者もあります。画像がちょっと暗い場合は明るめにしたり、人物の写真は肌色を発色よくしてくれたり、写真の内容を見て、よりよい状態にしてくれるのです。

ただし、これは行ってくれるところとくれないところがあり、手動の補正は有料オプションというところもあります。オプションでなくても、手動の補正があるサービスはそのぶんが料金に反映していると考えるべきでしょう。それでも、補正はしてもらえたほうが仕上がりが良いことは間違いありません。

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